文化の違いを超えて、戦略と意思決定の軸を整える。

海外企業との取引や外資系組織との協業が当たり前になる中で、
現場と経営のあいだに、言葉では説明しきれない違和感や停滞が生まれることがあります。
日本語同士で話していても誤解が起きる場面がある中で、
言語や文化の異なる相手とのビジネスでは、こうしたズレはより起きやすくなります。

特に、対面でのやり取りが少なく、
リモート会議やメールを中心としたコミュニケーションが主になると、
意図や背景が十分に共有されないまま判断が進み、
「なぜ話が噛み合わないのか分からない」という状態に陥ることも少なくありません。

日本企業と海外パートナー、外資系本社と日本拠点。
どちらかが間違っているわけではなく、
それぞれの国や組織で合理的とされてきたやり方や判断基準が異なるだけ、というケースが多く見られます。
しかし、その違いが十分に理解・整理されないまま一方のやり方が強く押し出されると、
現場と経営の間で意思決定が滞り、組織全体が動きづらくなってしまいます。

Cross Cultural Business Consulting は、
こうした文化や前提の違いを単に「翻訳」するのではなく、
戦略や意思決定のどこでズレが生じているのかを整理し、
組織やプロジェクトが前に進むための判断の軸を整えることを目的としたコンサルティングです。


なぜこのコンサルティングを行っているのか

以前、アメリカ上場企業において、海外子会社を含むファイナンスチームのマネジメントに関わっていた際、
こちらからの要求や意図が、必ずしも本社や他拠点に正しく伝わらない、という経験を何度もしてきました。
言語としては英語でやり取りをしていても、前提となる考え方や判断基準が共有されていないことで、
意図とは異なる受け取られ方をしてしまう場面が少なくありませんでした。

その後、日本で US 本社を持つ企業の日本法人に在籍した際にも、
本社からのリクエストを日本側が十分に理解できず、対応しきれない場面を多く目にしました。
英語ができる担当者がコミュニケーションを担っていても、
実際には日本語の発想をそのまま英語に置き換えているだけで、
本社が求めている背景や判断基準までは伝わっていない、というケースが多かったように思います。

その結果、日本側では「本社は分かってくれない」という不満が生まれ、
本社側では「何度も伝えているのに対応してもらえない」という認識が積み重なっていく。
こうしたミスコミュニケーションは、語学力の問題というよりも、
文化や組織の前提、意思決定の軸が整理されないままやり取りが続いていることに原因があると感じるようになりました。

Cross Cultural Business Consulting は、
こうした経験を通じて感じてきた違和感をもとに、
言語の翻訳にとどまらず、戦略や判断がどこで食い違っているのかを整理し、
現場と経営、そして異なる文化のあいだで共通の意思決定軸をつくることを目的としています。

このコンサルティングでお手伝いしていること

Cross Cultural Business Consulting では、
異なる文化や組織の前提によって生じるズレを整理し、
戦略や意思決定がどこで噛み合っていないのかを一緒に明らかにしていきます。

単に「どちらが正しいか」を判断するのではなく、
それぞれがどのような前提や合理性のもとで判断しているのかを整理し、
現場と経営、あるいは本社と拠点のあいだで、
共通して立ち返ることのできる意思決定の軸を整えることを目的としています。

ご相談内容に応じて、
状況の整理、論点の明確化、判断の選択肢の洗い出しなどを行いながら、
関係者間での認識のズレを可視化し、
次に取るべきアクションを検討していきます。

このコンサルティングのスタンス

このサービスは、
答えや正解を一方的に提示するコンサルティングではありません。

また、
業務の代行や、資料作成、手続き対応などを目的としたサービスでもありません。
「こうすべきだ」と結論だけを出すのではなく、
判断に至るまでの考え方や前提を整理することを重視しています。

あくまで、
ご自身や組織が納得感を持って意思決定できるよう、
そのプロセスを支える伴走型のサポートです。

対応しているご相談内容

以下は、Cross Cultural Business Consulting において
これまで多くご相談いただいてきた内容の一例です。
すべてが当てはまる必要はありませんが、
現在の状況に近いものがあれば、お気軽にご相談ください。

  • 外資系企業と日本拠点のあいだで生じる、意思決定やコミュニケーションのズレの整理
  • 日本企業と海外パートナーとの協業において、判断基準や進め方が噛み合わない状況の整理
  • 多国籍チームを含むプロジェクトで、役割分担や責任範囲が曖昧になっている場合の論点整理
  • 本社方針と現場運用のあいだで生じる違和感や停滞について、どこに課題があるのかを整理したい場合
  • 外資系企業の日本進出初期において、経理・人事まわりを含めた意思決定や進め方について、実務視点から相談したい場合

※ 業務の代行や手続き対応を行うサービスではありません。
※ 状況の整理や判断軸の明確化を目的としたご相談を中心に対応しています。

このような方に向いています

  • 外資系企業や海外パートナーとの協業において、意思決定や進め方に違和感を感じている方
  • 本社と日本拠点、経営と現場のあいだで、判断の整理が必要だと感じている方
  • 語学や制度の問題ではなく、考え方や前提の違いに課題があると感じている方
  • 結論だけでなく、納得感のある意思決定プロセスを大切にしたい方

このような方には向いていません

  • 明確な正解や結論だけを求めている方
  • 業務の代行や、具体的な手続き対応を目的としている方
  • 短時間で即効性のある解決策を期待されている方
  • 判断の背景やプロセスよりも、結果のみを重視される方

料金について

Cross Cultural Business Consulting は、
経営や業務上の意思決定に関わる内容を扱うため、
単発・時間制でのご相談を基本としています。

事前に状況やご相談内容をお伺いしたうえで、
限られた時間の中でも、論点整理と判断の軸づくりに集中できる形で進めます。

Cross Cultural Business Consulting
60分 15,000円(税込)

※ ご相談内容に応じて、事前に対応可否や進め方をご案内します。
※ 継続的なサポートやプロジェクトベースでのご相談をご希望の場合は、内容に応じて別途ご案内いたします。


料金設計について(補足)

このコンサルティングは、
答えや結論を一方的に提示するものではなく、
状況を整理し、納得感を持って意思決定を行うためのプロセスを支えるサービスです。

そのため、
「短時間で即答を得たい」「作業や業務を代行してほしい」
といったご要望にはお応えしていません。

ご相談・ご予約について

Cross Cultural Business Consulting では、
まずは現在の状況やお考えをお伺いしたうえで、
このサービスが適しているかどうかを一緒に確認することを大切にしています。

「まだ相談内容が整理できていない」
「どこに課題があるのか分からない」
といった段階でも問題ありません。

ご相談内容を拝見したうえで、
対応の可否や進め方について事前にご案内いたします。


ご相談はこちらから

※ ご相談のみでも構いません。無理な継続提案や勧誘は行っておりません。
※ 内容によっては、他の専門家やサービスをご案内する場合があります。